市長夫人もダンシング 丹羽副議長と
29日に開かれた第31回「小倉地区文化まつり」のステージ発表で、大きな注目を浴びたのは和歌山市長夫人の尾花貴子さん(60)、市議会副議長の丹羽直子さん(50)、海南市の看護師、楠部節子さん(62)。
3人は、振り付けを交えて荻野目洋子さんのヒット曲「ダンシング・ヒーロー」を熱唱。貴子夫人は手作りの衣装を身に着け、センターを務めた。
貴子夫人は過去にピアノ弾き語り、手話の披露などで出演。昨年は丹羽副議長と2人でピンク・レディーの「UFO」を披露した。今回は、十数年にわたり同文化まつりに出演する丹羽副議長のバックダンサーを務めていた楠部さんを誘い、3人でのパワーアップしたステージとなった。
振り付けは動画で研究。踊りやすくアレンジを加えて3カ月ほど前から練習を重ねてきた。スケジュールを合わせるのが難しく、夜の練習になったことも多かったという。
3人はマリン風の衣装に80年代風メークで登場し、会場の手拍子と音楽に合わせて、キレのあるダンスを披露。歌い終え、楠部さんは「ハロウィーンの(仮装の)時季と重なり助かりました」とにっこり。丹羽副議長は「たくさん練習したのに、振り付けを間違ってしまった。もし来年も呼んでいただけるなら、リベンジしたい」、貴子夫人は「見た方に楽しんでいただければ何より。小倉地区の皆さんはいつも温かく迎えてくださり、ありがたいです」と話していた。