リーヴォが3戦全勝 アストエンジンカップ

全国社会人サッカー選手権で準優勝を果たしたアルテリーヴォ和歌山は3日、兵庫県三木市の三木総合防災公園第3球技場で行われた「The KSLアストエンジCup」グループリーグ第3戦で、関西リーグ2部所属の高砂ミネイロFCに5―0で快勝した。これによりアルテリーヴォは、グループリーグを3戦全勝で突破。12月に行われる、決勝トーナメントに駒を進めた。

アストエンジカップには、関西リーグ1、2部の16チームに関西クラブユース連盟の2チームを加えた、計18チームが参加している。

アルテリーヴォは2連勝で迎えた第3戦。ボールを終始支配し、試合を優位に進めた。前半12分にはMF清本将史選手、13分にはMF竜田柊士選手が立て続けにゴールを奪い、前半を2―0で折り返した。

後半8分には、途中出場のMF田口遼選手が追加点。33分にはFW新城暖基選手、37分にはMF加藤健人選手がゴールネットを揺らし、高砂ミネイロを5得点で圧倒。グループリーグ首位通過を決めた。

加藤選手は今シーズンの公式戦初得点を決め、「しっかりと予選を3連勝できてほっとしている。チーム全員の力で、まずは決勝トーナメントに進めて良かった」と振り返った。10日に開幕し、JFL昇格が懸かる「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2023」に向けては、「全てはここで勝ち抜いて、JFLに昇格するために取り組んできた。1年間の集大成として、チーム全員で積み重ねてきたものを最高の舞台で発揮する」と意気込んだ。