19日に公開最終審査 第7回きのくに建築賞
和歌山の優れた建築物を顕彰する「第7回きのくに建築賞~ワカヤマの魅力ある建築~」の最終審査が19日午後1時から4時45分まで、和歌山市吹上の県立近代美術館2階ホールで開かれる。入場無料で、誰でも観覧できる。
県建築士会などでつくる建築三団体まちづくり協議会が主催。同賞は、建築物とそれに携わった人の思いに光を当て、和歌山の優れた建造物を次世代に残そうと2016年に創設。和歌山の建築文化の向上と、活気のある魅力的で美しいまちづくりに寄与することを目的としている。
県内の建築作品が対象で、一次審査(書類審査)、二次審査(現地審査)を経て、最終審査に残っているのは「A GIRLS 本社ビル」(和歌山市)▽「大谷法律事務所」(和歌山市)▽「崖荘」(白浜町)▽「海南の家」(海南市)▽「紀州高田果園南高梅加工場」(みなべ町)――の5作品。
設計者らがプレゼンテーションし、建築家らが審査。最優秀賞1点、優秀賞1点、佳作数点、特別賞などを選ぶ。紀州材賞は、当日会場で発表する。
申し込み不要で、参加希望者は直接会場へ。
問い合わせなどは県建築士会内、同協議会事務局(℡073・423・2562)。