笑顔はじける演舞 「おどるんや」1100人躍動
「おどるんや~第19回紀州よさこい祭り~」(NPO紀州お祭りプロジェクト主催)が11、12の両日、和歌山市の和歌山マリーナシティなど3会場で開かれ、県内外から集まった49チーム約1100人が迫力の演舞を披露した。
これまでは、和歌山城周辺で「紀州おどり・ぶんだら節」と同日開催するなどして地域を盛り上げてきたが、新型コロナの影響もあり、2021年からは、従来のパレードではなくステージ形式で実施している。
12日、会場となった和歌山城の砂の丸広場のステージでは、時折雨が降る中、鮮やかな衣装をまとった踊り子が鳴子や扇子を手に、一糸乱れぬ演舞で会場を沸かせた。
ことしは新たに審査を導入。チームの代表らが審査を担当し、各ブロックから予選を通過した13チームでファイナル演舞があり、大賞を決めた。
友人が出演しているという同市の会社員の女性(32)は「踊っている人たちはみんないい表情で、楽しさが伝わってきます。いつも元気をもらっています」と話していた。