健康で楽しくプレー 新報杯ソフト大会開幕

第15回わかやま新報杯ソフトボール大会(津村周大会委員長)が26日、開幕した。開会式と3回戦までが同日に行われ、和歌山バンデ、香芝クラブ、田尻ギャラリーズ、サンコーSCが4強入りを決めた。

開会式は和歌山市有本のせせらぎ運動公園で実施。津村大会委員長(46)は「継続できることが非常にうれしい」とし、「ソフトボールができる喜びを感じながら、健康で、一つひとつのプレーを楽しんでほしい」とあいさつした。

和歌山ソフトボール愛好会(山下政利代表)が主催。県内を中心に大阪府や奈良県などを含め計26チームが出場し、トーナメント形式で争われる。

開会式ではオリーブの平山晶弘主将(40)が、「生涯スポーツのソフトボールを、楽しく健やかにけがなく全力で戦う」と宣誓した。前回大会優勝のサンコー和歌山SCは優勝旗を返還し、津村大会委員長からレプリカを受け取った。

㈱サンコーは各チームの選手らに、シューズクリーナーやトイレ用の消臭シートなど計5点を贈り、和歌山トヨタ自動車㈱は車を展示。ハンバーガーなどを販売するキッチンカー3台も出店した。

山下代表(72)は、「毎年盛り上がる大会。寒い中にはなるが、みんな楽しく、けがなく過ごせる大会にしたい」と話した。

大会は同公園を主会場に、せせらぎ東第2・第3、四箇郷少年野球グラウンドなど6会場で実施。準決勝以降は12月10日、せせらぎ西1グラウンドを予定している。

3回戦までの結果は次の通り。

◇1回戦
オリーブ17―7三菱電機▽フラッシュミックス7―15和歌山レジェンドSC▽福島ワイルドビースト10―14ネクストインパクト▽古屋クラブ1―7ヤンキースヒーローズ▽グレイトSC13―10ヤンチャーズ▽オール河内長野23―5キングクラフト▽直川SC7―17田尻ギャラリーズ▽浜宮クラブ3―13オール大正▽楠見西SC25―2マスターズ弁慶▽ライズ3―8サンコーSC

◇2回戦
オリーブ2―9和歌山レジェンドSC▽ネクストインパクト3―4和歌山バンデ▽スリートップス1―21ヤンキースヒーローズ▽グレイトSC7―8香芝クラブ▽宮前球遊クラブ5―7オール河内長野▽田尻ギャラリーズ6―6和歌山ヤンキース(田尻ギャラリーズが抽選勝ち)▽和佐クラブ4―5オール大正▽楠見西SC2―5サンコーSC

◇3回戦
和歌山レジェンドSC6―13和歌山バンデ▽ヤンキースヒーローズ1―6香芝クラブ▽オール河内長野6―9田尻ギャラリーズ▽オール大正7―22サンコーSC

優勝旗を返還したサンコーの代表選手㊨

優勝旗を返還したサンコーの代表選手㊨