ヘルプマーク広めよう 障害者週間で啓発
障害者問題に理解と認識を深め、障害者福祉を促進する「障害者週間」(12月3~9日)に合わせ、JR和歌山駅と南海和歌山市駅の駅前で4日、街頭啓発活動が行われた。義足や内部障害、発達障害、妊娠初期など援助や配慮を必要としていることを知らせるヘルプマークの周知も同時に実施した。
JR和歌山駅前では、午前7時半から市身体障害者連盟、市障害児者父母の会、市精神障害者家族会「つばさの会」、市手をつなぐ育成会、市職員と、ヘルプマーク周知活動協力団体の和歌山くろしおライオンズクラブ、アルテリーヴォ和歌山、社会福祉法人哲人会、NPO法人ふるさとから約40人が参加。ヘルプマークの説明が書かれたチラシと障害者週間をPRする啓発用のメモ帳約2000部を配った。
和歌山くろしおライオンズクラブの田中利幸会長(73)は「ヘルプマークを周知する活動は、8年ほど前から行っているがまだまだ認知度が低い。もっと浸透するよう広めていきたい」と話した。