良い初夢見て ぶらくり丁で枕絵を配布中

和歌山市の中ぶらくり丁商店街振興組合(川﨑博史理事長)とぶらくり丁商店街協同組合(日茂由萬理事長)は、枕の下に敷いて寝ると、いい夢が見られるとされる初夢枕絵を2500枚制作。商店街の協賛店で無料配布している。

商店街を訪れた人に「一年間の感謝の気持ち」と「日本の風習を大切に良い新年を迎えてほしい」との思いから始め、ことしで11年目。

イラストは、ことしも同市の漫画家マエオカテツヤさんに依頼。来年の干支「辰(たつ)」にちなみ、龍をモチーフにした宝船に笑顔の七福神が乗り、横には回文和歌(逆から読んでも同じ音になる遊び歌)が書かれている。元日または2日の夜に、和歌を書き添えるか、3回唱えて枕の下に敷いて寝ると、縁起の良い初夢を見るとされている。

日茂理事長は「商店街を利用していただく皆さんに素晴らしい初夢を見てもらい、天に昇る龍のように上昇する一年になることを願っています」と話している。

配布は31日まで(なくなり次第終了)。問い合わせは川﨑理事長(℡073・431・2228)。

「初夢枕絵」を手に日茂理事長

「初夢枕絵」を手に日茂理事長