山の恵み味わおう わかやまジビエフェスタ
和歌山県は、ジビエ料理を食べてプレゼントが当たる「わかやまジビエフェスタ」を、来年の2月29日まで実施している。県内の料理店90店舗で県内で捕れた野生イノシシとシカ肉を「ジビエ料理」として楽しむイベントで、ことしで13回目となる。(写真は畜産課提供)
「わかやまジビエ」は、県内で捕獲され、食品営業許可を得た県内施設で処理加工された野生イノシシとシカ肉のこと。
県は、全国に先駆けて「わかやまジビエ肉質等級制度」に取り組み、品質に見合った格付けと価格設定で市場での信頼性確保を目指し、わかやまジビエのおいしさを多くの人に知ってもらおうと毎年、12月から翌年2月まで同フェスタを実施している。
イノシシやシカ肉のジビエは、高タンパク・低カロリーでビタミンや鉄分が豊富に含まれている。疲労や老化を防ぐ効果も期待でき、「山のごちそう」と呼ばれる。
期間中、古座川町や串本町、橋本市やかつらぎ町など県内8エリアで料理が堪能できる。和歌山市内では38店舗が参加しており、西郷寿し(同市北新)のボタン鍋やフランス料理のJOY味村(同市片岡町)のジビエを使用したディナーコースが味わえる。
プレゼントキャンペーンは、期間中に参加店舗に設置している三角ポップの二次元コードから応募できる。抽選で5000円分の「わかやまジビエお食事セット」が20人に当たる。さらに、Wチャンスとして公式インスタグラムアカウントのフォローとジビエ料理写真投稿で、ペア宿泊券が当たる。応募期間は来年3月3日まで。
また17日午前10時から、紀の川市のJA紀の里ファーマーズマーケットめっけもん広場でPRイベントも開かれる。午後1時からはテレビ番組の出演者で結成された、わかやまジビエ応援隊によるトークショーやじゃんけん大会などが楽しめる他、5店舗のジビエ料理のテークアウト商品が数量限定で販売される。
問い合わせは県農林水産部農業生産局畜産課(℡073・441・2924)。