よんたま駅長が部長職に 和歌山電鐵
和歌山電鐵㈱(和歌山市伊太祈曽)伊太祈曽駅のスーパー駅長兼貴志駅の駅長代行(課長職)のネコの「よんたま」が、マネージャー駅長(部長職)に昇進した。5日、2015年に旅立った貴志駅の初代駅長「たま」の第17回就任記念式典で発表。同社の小嶋光信社長と、貴志駅の駅長ニタマがよんたまに昇進辞令を交付した。
紀の川市貴志川町神戸の同駅で行われた式典には岸本健市長、貴志川線の未来を“つくる”会の木村幹生代表らが出席。小嶋社長が「能登半島地震で被災した人にお見舞いを申し上げたい」と述べ、「和歌山電鐵は厳しい中でも全国のファンに皆さんに支えられている。ことしは昇り竜のように飛躍できる年にしたい」とあいさつ。
ニタマは「後輩としてよくやってるニャー」と激励。よんたまは「頑張るニャー」と喜んだ。
式典終了後、小嶋社長とニタマ、よんたまは、たま大明神を祭る構内の祠(ほこら)に初詣し、昇進を報告。参拝客に「福銭」が配られた。
また、この日から貴志駅限定で販売する縁起物「たま駅長の招き猫みくじ」(おみくじ入り陶器)発売開始した。