地域福祉促進で協定 日赤県支部と明治安田

協働で社会貢献活動を推進し、地域社会の活性化や課題解決を図ろうと、明治安田生命保険相互会社(東京都、永島英器執行役社長)と日本赤十字社和歌山県支部(岸本周平支部長)は10日、包括パートナーシップ協定を締結した。青少年の健全育成や献血の啓発、地域の福祉支援・環境維持などに関しての連携事項を定めている。

締結式は和歌山市六番丁の明治安田生命和歌山支社で行われ、岸本支部長の代理で同支部の志場紀之事務局長、北端利章調整監、同支社の村尾和義支社長らが出席し、志場事務局長と村尾支社長が協定書を取り交わした。

志場事務局長は「現在は災害救護を第一任務としながら、青少年の健全育成や地域福祉などさまざまな活動をしている。その中で大変大きなお力を借りることができ心強い」、村尾支社長は「これがスタート。この協定書がどのように色付けされるかが大切。お互いの地域貢献目指し、引き続きご協力賜りたい」とあいさつした。

同支部とアルテリーヴォ和歌山の協力のもと、同支社が中心となり実施する献血活動のさらなる普及を目指す。両者が持つ健康や金融、防災などのコンテンツを共有し地域福祉活動につなげ、小中高校を中心に県内に77ある日赤加盟校で、金融教育や防災教育を行うなど、幅広い協働を予定している。

 

志場事務局長㊨と村尾支社長㊧