サッカー楽しい リーヴォが小学生に教室
Jリーグ参入を目指す和歌山市のサッカーチーム、アルテリーヴォ和歌山による教室が20日、同市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で開かれた。同市在住や在学の小学生約180人が現役選手と共に、競技の楽しさやチームワークの大切さにふれた。
同市が主催し15回目。前半は1、2年生、後半は3~6年生を対象に行われた。アルテリーヴォからは選手18人と海津英志監督(56)が参加。小学生は選手らと共にパスやドリブル、シュート練習、試合などで汗を流した。選手らは「ナイス」「惜しい」「みんなうまい」などと小学生に声をかけ、小学生は「ボールを取るこつは」などと選手に質問もしていた。
和歌山大学付属小3年の高橋宙希(ひろき)さん(9)は、「選手はパスやヘディングがうまかった。試合が特に楽しかった。これからも(チームを)応援したい」と笑顔。三田JSCに所属する岡崎小5年の髙垣颯太さん(11)は、「アルテリーヴォの選手のようにトラップがうまくなりたい」と意気込んだ。
海津監督は「サッカーだけでなく、いろんなことにチャレンジして成長してほしい」と伝え、「ぜひとも試合を見に来てください」と呼びかけた。
小久保裕也主将(27)は、「子どもたちから元気をもらえた」と振り返った。