能登半島へ義援金 県建築士会が県に寄託

能登半島地震の被災地を支援するため、一般社団法人県建築士会(池内茂雄会長)は2月28日、義援金10万円を和歌山県に託した。

同会を含む近畿2府4県の建築士会で構成される近畿建築士会協議会が1月20日に開いた、「第41回近畿建築祭和歌山大会」で参加者らから集まったもの。

この日、県建築士会の谷口文英副会長(74)らが県土整備部都市住宅局建築住宅課を訪問。谷口副会長が同課の前山勝彦課長(56)に目録を手渡した。

谷口副会長は「テレビで被災者の姿を見て、少しでも役に立ちたいという思いで集めた」と言い、「まずは仮設住宅の充実を進めてほしい」と願った。

前山課長は「この義援金は、被災者の生活が一刻も早く安定するように利用してほしい」と話した。

 

目録を手に前山課長(左から3人目)と谷口副会長(同4人目)ら