青空の下笑顔広がる ライオンズフェスタ
和歌山市内の六つのライオンズクラブ(LC)は合同で3月31日、和歌山城西ノ丸広場で「SDGsライオンズフェスタ2024~青空こども食堂~」を開き、大勢の親子連れらがステージイベントやグルメを楽しんだ。
青少年の健全育成や地域の活性化などを目的に、和歌山、和歌山葵、和歌山西、和歌山南、和歌山伏虎、和歌山中央ゴールドの各LCが協力し、初めて開催。会場には、さまざまな飲食の露店やマルシェ、キッチンカーが並び、花見客らでにぎわった。
また、この日は市内の子ども食堂を利用している子や児童養護施設の子どもたち約500人を招待。無料チケットを配布し、食事やイベントを楽しんでもらった。
桜が咲き始めた和歌山城を背景にしたステージでは、よさこい踊りのチームやLC軽音楽部のメンバーらが演舞や演奏を披露した。和歌山キッズオーケストラは、指導する同市のバイオリニスト・北島佳奈さんと、年長児から中学3年生までの17人が、アニメの主題歌や「上を向いて歩こう」などを演奏。伸びやかで美しいハーモニーを響かせた。
和歌山伏虎LCのメンバーで、同フェスタ実行委員長の太田勉さん(77)は、「天候にも恵まれ、思っていた以上にたくさんの方に来場いただいた。何より、子どもたちの喜ぶ笑顔が見られ、活動を続けていく大きな励みになります」と笑顔で話していた。