「ポケふた」へGO! 和歌山城前広場に設置
ゲームやアニメなどで人気の「ポケットモンスター(ポケモン)」のキャラクターをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」が5日、和歌山市の城前広場に設置され、お披露目式が行われた。
「ポケふた」は、ポケモンブランドを運営する㈱ポケモン(東京都)が地域活性化を目的に、1枚だけのオリジナルデザインのふたを無償で自治体に寄贈している取り組み。県内5市町に初めて設置されることになり、和歌山市では、シンボルである和歌山城天守閣が美しく見えるにぎわいスポットである城前広場への設置を決めた。
同所のポケふたには、歌姫の異名を持つとされるポケモン「アシレーヌ」と、「あらゆるものを透視してしまう目を持つ」とされる「レントラー」がデザインされている。スマートフォン向け位置情報ゲーム「ポケモンGO」でアイテムを入手できる「ポケストップ」にもなり、近くゲームのマップ上に登場する予定。
お披露目式にはポケモンファンの市民らが集まり、カウントダウンの声に合わせて犬塚康司副市長が除幕すると、拍手が起こった。訪れた人たちは早速、ポケふたを眺めたり、触ったり、一緒に写真を撮ったりして楽しんでいた。
犬塚副市長は「和歌山市にしかない魅力がまた一つ増えてうれしい。SNSなどで発信してもらえたらありがたい」と話し、家族4人で訪れた市内の新小学2年生、藤本依来さん(7)は「5歳くらいからポケモンが好き。レントラーはトゲトゲしているのがカッコいい。アシレーヌは歌っているところがかわいい」と笑顔だった。