老舗の味と技が集結 近鉄百貨店で「大京都祭」
和歌山市友田町の近鉄百貨店和歌山店5階催事場で15日から21日まで、「第11回大京都展」が開かれる。50以上のブランドが参加し、京都各地のグルメやスイーツ、京雑貨など伝統工芸品も並ぶ。
京都市、京都商工会議所、公益社団法人京都市観光協会、一般社団法人京都物産出品協会が主催。京都物産出品協会の創立75周年記念となる。
ばらずし、はもちらし、京漬物、西京漬けなど銘店の味や、抹茶を使った団子や洋菓子、新登場の京ワッフルや蜜芋のスイーツを販売する。さらに、伝統の匠の技が光る、京扇子や和歌山店初出展の竹の額縁やテント生地トートバッグも並ぶ。
14と15日は、京都の花街、祗園東(京都市東山区)の舞妓・雛帆(ひなほ)さんによるPRイベントがある。14日は午前10時20分ごろ、百貨店隣のホテルグランヴィア和歌山前を人力車で出発し、市役所などを訪問(小雨決行)。同市一番丁の市観光土産品センターで、午前11時半ごろから30分ほど、市観光キャラクター「吉宗くん」と記念撮影をする。15日には同百貨店1階正面玄関前特設会場で雛帆さんが舞を披露(午前11時~、午後1時半~、3時半~)。各回約20分、観覧無料。
同百貨店和歌山店営業推進課の佐藤浩一さんは、「京都各地のグルメや工芸品が勢ぞろいし、舞妓の雛帆さんに舞のご披露もしていただきます。ぜひこの機会にお立ち寄りください」と呼びかけている。
午前10時~午後7時(最終日は4時)。問い合わせは同店代表(℡073・433・1122)。