全国選抜の大学・実業団 26日に相撲大会

第60回記念全国選抜大学・実業団対抗相撲和歌山大会が26日午前9時から、和歌山市有田屋町の県営相撲競技場で開かれる。

団体戦は、全国から選抜された大学生10チーム、実業団10チームがそれぞれ予選3回戦を実施し、各上位4チームの8チームによる決勝トーナメント戦を行う。

団体戦の参加チームは、日本大学、 拓殖大学、日本体育大学、東洋大学、東京農業大学、近畿大学、金沢学院大学 朝日大学、関西大学、九州情報大学の10大学と、アイシン、アイシン軽金属、クリエイト、日本大学職員、摂津倉庫、TOPPAN、日本通運、マグチクループ、松源、和歌山県庁の10実業団。

個人戦は、団体戦に出場する80人、地元出身の大学生8人、地元実業団1人、昨年度に優秀な成績を収めた社会人選手5人を加えた94人によるトーナメント戦となる。

ことしから、実業団10チーム以外の選手で昨年度に優秀な成績を収めた社会人選手も参加。大学、社会人選手のトップレベルの対決が実現する。

団体戦は、大学勢が優勢で混戦が予想される。和歌山県庁は昨年の全日本実業団相撲選手権で優勝しており、4大会ぶり15回目の優勝を目指す。松源の上位入賞も期待される。

個人戦での県勢の注目選手は、ことしの九州大会で3位に入賞した県庁の宮崎麗選手、朝日大学相撲部出身で松源の新人・横枕匠登選手。箕島高校出身、拓殖大学の五島雅治選手は、昨年度の世界選手権で日本代表に選ばれており、ことしの宇佐大会(大分県)で優勝、九州大会でも2位と安定している。

大会は一般も観覧できる。