身近な温暖化防止 きいちゃんが県庁でPR

6月の環境月間に、身近なところから地球温暖化の防止につながる取り組みを始めてもらおうと、和歌山県のPRキャラクター「きいちゃん」が29日、県庁で打ち水と空調機器のフィルター掃除のデモンストレーションを行った。

打ち水をすると、地面を直接冷やすとともに、水が蒸発する時に周囲の熱を奪い気温を低下させる効果がある。きいちゃんは水をまき「打ち水をすると気持ちも涼しくなるワン。お水は風呂の残り湯を使うことがオススメだワン」とPR。

フィルターがほこりなどで目詰まりしているエアコンでは、冷暖房の効果が下がり、無駄な電力を使う。きいちゃんは空調の効率的な使い方として、こまめなフィルター掃除と日よけのブラインドやレースカーテンの使用を勧め、「皆さんの環境に優しい取り組みをSNSでハッシュタグ「エコの和」か「環境月間」を付けて投稿し、身近なところから環境保全に役立つ取り組みをしてほしいワン」と呼びかけた。

打ち水をするきいちゃん

打ち水をするきいちゃん