歓迎に感謝のお言葉 秋篠宮ご夫妻来県で
第35回全国「みどりの愛護」のつどい開催記念レセプションの終了後、ホテルアバローム紀の国で宮内庁の吉田尚正皇嗣職大夫と岸本周平和歌山県知事が記者会見し、秋篠宮ご夫妻の来県初日のご感想などを説明した。
吉田皇嗣職大夫によると、秋篠宮ご夫妻は県民の歓迎に対して、「皆さまに温かく迎えていただいたことに感謝いたしております」と述べられ、広村堤防での小中学生との懇談については「濱口梧陵翁や地域の歴史を学び、そのことによって若い人たちの防災意識がより高まり、次代に継承されていることを心強く思いました」、レセプションについては「全国各地で花の植栽や公園の清掃などに取り組んでいる方々や、会場を装飾する花を制作した地元の高校生から活動の様子を伺い、私たちにとって興味深く、また有意義なひとときとなりました」などと感想を話された。
岸本知事は、訪問先での秋篠宮ご夫妻について、「一人ひとりの子どもに温かいまなざしを向けられ、向き合っていただいたことに感動し、感謝申し上げる」と述べ、特に印象深かったことには、南紀はまゆう支援学校の木工室で、秋篠宮さまが子どもの頃に木工クラブで工作をしていたことを話され、子どもたちが喜んだ場面を挙げた。
また、来県前に家禽の専門家である秋篠宮さまから、県固有の地鶏「龍神地鶏」についてお尋ねがあったことから、今回の来県に合わせて龍神地鶏を原種とする「龍神コッコ」の卵を使ったプリンを用意したところ、「おいしかった」とのご感想があったことも紹介した。