飼料の高騰対策など 県6月補正予算案

和歌山県は4日、総額4億5516万8000円を増額する2024年度一般会計補正予算案を発表した。物価高騰対策などの事業を盛り込み、補正後の一般会計は6284億5857万1000円。11日開会の県議会定例会に提出する。

補正予算案の主な事業では、飼料価格高騰の対策として、畜産農家への飼料購入費用の一部支援に2億2326万2000円、養殖事業者への飼料購入費用の一部支援に1億2040万2000円を計上。この他、病院や診療所、薬局の電子処方箋の導入経費一部支援に1億120万円などとなっている。

6月県議会への提出予定案件は、予算関係を含む議案18件、委任専決処分報告8件など。任期満了に伴う県収用委員会委員、同予備委員の人事案の追加提案も予定している。

会期は11日開会、28日閉会の18日間。19~21日、24日に一般質問、25、26日に常任委員会が予定されている。

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