県議会議長に鈴木太雄氏 副議長は堀氏
和歌山県議会は12日、正副議長選を行い、新議長に鈴木太雄氏(53)=自民党県議団、田辺市選出=、副議長に堀龍雄氏(73)=同、伊都郡選出=が就任した。
同日の本会議で投票があり、投票総数41票のうち、鈴木氏は39票を獲得し、無効票が2票。堀氏は40票を獲得し、1票が無効票だった。
鈴木氏は田辺市秋津町在住、拓殖大学商学部卒。2011年4月に初当選し、現在4期目。県監査委員、県議会総務委員長、議会運営委員長などを歴任し、21年6月から1年間、副議長を務めた。
堀氏はかつらぎ町兄井在住、県立伊都高校卒。15年4月に初当選し、現在3期目。県監査委員、県議会建設委員長、経済警察委員長などを歴任した。
就任あいさつで鈴木議長は「公正公平な議会運営はもとより、何よりも和歌山県の発展のために、精いっぱいの努力と行動を惜しむことなく、しっかりと汗をかいていきたい」、堀副議長は「重責がひしひしと身に迫ってきた。議長の思いを達成できるように、誠心誠意頑張りたい」と決意を述べた。