心と体を整えよう 「国際ヨガの日」イベント
国連が定める「国際ヨガの日」(6月21日)にちなみ、大人数でヨガを楽しむイベントが和歌山市手平の和歌山ビッグ愛1階大ホールであった。愛好者ら約140人が全身を動かしながら、自分の心や体と向き合った。
「国際ヨガデイIn和歌山」と題し、同市の太陽ヨガカルチャーセンター(松尾ひろ子主宰)が主催。今回で5回目。
国際ヨガの日はインドのモディ首相の提唱により、2014年に制定。健康法として広く支持されているヨガが心身にもたらす恩恵について感謝し、世界中でヨガを楽しむ日とされている。
主宰者の松尾さんはヨガ歴50年以上。同市や阪南市でヨガの指導や指導者養成に取り組み、薬剤師として自然薬とヨガ医学を取り入れ、体質改善指導を行っている。
ことしは「肩凝り腰痛 ひざ痛 ヨガ」をテーマに実践。リラックスした雰囲気の中で、松尾さんが「背骨の位置を整えることが大事」「息を吐くと筋肉は伸びやすい」などとアドバイス。参加者は呼吸を意識しながら、両脚を開いて前屈したり、橋やアーチのポーズをしたりしていた。楠本紋子さんによるスペシャルポーズの披露の他、腸内環境を整えるために役立つヨガの紹介もあった。
ヨガを習い始めて5年という泉南市から参加した女性(63)は「ヨガに出合い、体への感謝、生きることのありがたさを感じるようになりました。いろんな学びがあります」と話していた。