ニタマと一緒に 園児ら七夕飾り付け

七夕を前に、和歌山電鐵㈱(和歌山市伊太祈曽、小嶋光信社長)は3日、貴志川線和歌山駅9番ホームなどにササを設置した。

同駅では、ふたば保育園(同市友田町、瀧郷子園長)の園児31人がササに短冊を取り付けた。

ことしは同駅に短冊300枚、伊太祈曽駅と紀の川市貴志川町神戸のたまミュージアム貴志駅に100枚ずつを設置した。7日まで一般の利用者も願いを書いた短冊をつるせ、例年、海外からの観光客に人気という。

園児らは、同社社長代理のニタマ駅長が見守る中「なわとびがじょうずになりますように」「(アニメキャラクターの)いのすけになりたい」などと自分で書いた短冊をササに取り付け、全員で「たなばたさま」の歌を披露した。

宮下結糸(いと)ちゃん(6)は、「楽しかった。(ニタマが)かわいかった」、遠藤凜子ちゃん(5)は「歌えるアイドルになりたい」と話した。

同社によると、ニタマ駅長の願い事は「地域の足を、地元の方と一緒に守りたいにゃんご!」、よんたまは「公有民営頑張るニャン」だという。

 

短冊をつるす園児とニタマ㊧
短冊をつるす園児とニタマ㊧