土砂災害の恐れで 和市東高松に避難指示
和歌山市は5日、土砂災害発生の恐れがあるとして、東高松4丁目の愛宕山近くの4世帯7人を対象に避難指示を発令した。
市によると、先月29日に住民から「木が倒れてきた」と通報があった。市と県の関係部局が現場を確認し、5日に倒れたクスノキの撤去を開始。梅雨時期であることや二次災害の恐れもあることから午後4時に避難指示を出した。フェンスでの防護など応急復旧が完了次第、解除する見通し。
市は東高松2丁目の高松連絡所を避難所として開設。事前に自主避難した住民もおり、5日午後5時時点で避難所に身を寄せている人はいない。