海事関係功労者を表彰　南海フェリーら

海事関係の各分野で顕著な業績を上げた人や企業をたたえる「海の日」海事関係功労者表彰式典が２３日、ホテルアバローム紀の国であり、６人と１社が表彰された。

式典には約５０人が出席。５０歳以上で２８年以上勤務する永年勤続者と、１年間無事故運航の南海フェリー㈱に、近畿運輸局長表彰（４年連続）が贈られた。

国土交通省近畿運輸局和歌山運輸支局の森下孝一支局長は「海運や倉庫などの海事産業は、物資の安定輸送を支え、国民の暮らしや経済の基盤として重要な役割を果たす。国民に海事を広く普及するには海上の安心安全の確保が最も重要。今後も協力をお願いします」と式辞。

森下支局長から表彰状が手渡され、受賞した浅川組運輸㈱の三垣忠廣さんは「受賞は海事に携わる者として感謝の極み。感謝と意義を忘れずこれからも海事産業の発展のために尽くしていきたい」と述べた。

受賞したのは次の皆さん。

【永年勤続】松崎匡博（紀ノ川倉庫㈱）▽西本佳充、三垣忠廣（浅川組運輸㈱）▽山本俊文（㈱新栄組）▽久堀進司（㈱紀洋）▽清水貢（和歌山下津水先区水先人会）【一般旅客定期航路事業無事故】南海フェリー㈱