若者の投票率向上へ 海南高生が啓発アナウンス
27日投開票の衆院選に向けて若者の投票率を上げようと、海南市選挙管理委員会は、海南高校の生徒が投票を呼びかける啓発アナウンスの吹き込みを実施。16日から市内の防災行政無線で放送している。
全国的に若年層の投票率の低さが課題となる中、27日の第50回衆院選と、第26回最高裁判所裁判官国民審査への投票、参加を呼びかけようと、高校生に協力を依頼した。
アナウンスの声は、2年の中尾結菜さん(17)が担当し、投票日や期日前投票、実施場所などの内容を吹き込んだ。中尾さんは「有権者がなるべく聞き取りやすいようにと意識した。自分のアナウンスで若い方が選挙を身近に感じ、少しでも選挙に行く人が増えてくれたらうれしい。私も有権者になったら必ず選挙に行きたい」と話した。
27日までの午前10時~午後5時の間、一日に1~4回放送する。