連合和歌山が新春の集い 賃上げ、人への投資を

鏡開きをする出席者ら
鏡開きをする出席者ら

連合和歌山(山本龍一会長)は7日、2025年「新春の集い」を和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で開いた。構成組織の代表や行政、政党関係者など約200人が出席し、春闘での賃金上昇の実現などに取り組むことを確認し合った。

山本会長はあいさつで、「賃金が上昇するステージ転換の入り口として賃上げ闘争に取り組み、格差是正の観点から、県内中小企業の賃金水準を引き上げる『人への投資』が積極的に行われるよう、労働組合としての責任を果たしていく」と述べた。

また、ジェンダー平等の推進、あらゆる差別の解消などに取り組み、家庭などで余っている食品を集め、必要としている施設や生活困窮者支援団体などに寄付する「フードドライブ」などの社会貢献活動を継続していくとした。

来賓の岸本周平知事、尾花正啓和歌山市長らのあいさつに続き、山本会長と来賓らはステージ上で鏡開きを行った。乾杯の後、出席者は食事をしながら新年のあいさつを交わし、歓談した。