犯罪・事故抑止へ決意新た 県警2年ぶり年頭視閲式

訓示する野本本部長
訓示する野本本部長

和歌山県警の年頭視閲式が9日、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ第1駐車場であり、参加した約260人の警察官がことしの警察活動に対する決意を新たにした。

昨年は能登半島地震の影響で中止し、2年ぶりの実施。県民ら約300人が見守る中、野本靖之本部長、県公安委員会の竹山早穗委員長、岸本周平知事、警察幹部らが部隊などを視察した。

式では県警音楽隊の演奏が響く中、警察官や特殊車両を含む警察車両、警察犬「ヨハン号」などが勇ましく行進。県警航空隊のヘリコプター「きのくに」が上空を飛行した。

野本本部長は「治安情勢の変化に的確に対応しながら、士気高く犯罪や事故抑止などの業務をさらに推し進める。職員各位が持てる能力を最大限に発揮してくれることを心から期待する」と訓示。

交通機動隊の白バイによる急制動などの訓練も披露され、警察官を夢見ているという海南市の柳本翼さん(12)は「迫力がすごい。かっこよくて、より一層警察官になりたくなった」と笑顔だった。

迫力ある白バイ走行
迫力ある白バイ走行