かつてのにぎわい目指し みそのマルシェ2周年

お菓子まきでにぎわうみその商店街
お菓子まきでにぎわうみその商店街

和歌山市美園町にある、みその商店街で定期的に開かれている「みそのマルシェ」が2周年を迎えた。19日は、ことし初めての開催となり、飲食や手作り雑貨の販売ブースなどが並び、多くの人でにぎわった。

実行委員会が主催。まちづくり会社㈱IKOTAS(美園町、前川怜輝代表取締役)が中心となって2022年12月から定期開催。ことしは毎月第3日曜日に開く。次回は2月16日。

前川さん(30)は「かつてのにぎわいを失いつつある商店街を、もう一度地域の人たちにとって懐かしい思い出の地にしたい」と話し、商店街の活性化を目指している。

この日、東京医療保健大学和歌山支部学友会は血圧検査や圧力測定のブースを出展。同会の荒木七海会長(19)によると「学んだことを生かして地域に貢献したい」と学生が主体となって企画したという。

その他、「めだかおじさん」のめだかすくい、「まるいち」の牛タン丼、「韓国肌管理サロン 美」の耳つぼジュエリーなど、多種多様な約50ブースが軒を連ねた。

アメやチョコレート、スナックなどのお菓子約2000個を使った「お菓子まき」は特に人気で、親子連れらで盛り上がった。

川人暖生ちゃん(3)は「お菓子が大好きだからすごく楽しかった」、口地翔さん(7)は「いっぱいお菓子拾えてうれしかった」と笑顔だった。

実行委員会は出店者などを募集している。問い合わせは同会へメール(misono.marche@gmail.com)。