若さと情熱で、地元と現役世代のため 新しい価値観の政治を目指し日々奔走

わかやま新報をご覧の皆様、昨年10月に行われた衆議院議員総選挙において、和歌山1区から選出していただきました山本大地と申します。昨年7月に自民党和歌山県連で行われた「和歌山1区の候補者公募」に応募し、8月末に候補者に決定していただいてから、非常に限られた準備期間でしたが、皆様のご支援を賜り、当選することができました。心より厚く御礼申し上げます。

当選以来、自民党本部の青年局に所属させていただいております。自民党青年局は、原則として45歳以下の衆議院議員(当選3回以下)および参議院議員(当選2回以下)で構成されています。青年局の活動の一環として、47都道府県の地方青年局との意見交換を通じて集約した意見を、先月、森山幹事長をはじめとする執行部に提言しました。その提言の中に「被選挙権年齢の引き下げの検討」という項目があったことを受け、3月4日に党本部で「被選挙権の年齢引き下げ検討チーム」が発足し、第一回の会議が行われました。現在、衆議院議員や地方議員、首長の被選挙権年齢は25歳、参議院議員や都道府県知事は30歳となっていますが、若年層の政治への関心を高め、幅広い意見を政治に反映させる目的で、導入を検討しています。まずはメリットとデメリットを明確にし、議論を進めてまいります。皆様のご意見を賜れればと存じます。

また、国会での活動として、2月27日、28日に衆議院予算委員会分科会で質問の機会を頂きましたので、主に和歌山に関することを中心に質問を行いました。

主な質問事項は以下の通りです。

国土交通省に対して――

・今年3月末に半島振興法が期限を迎えるにあたり、三方を海に囲まれた半島という地域特性を踏まえ、「半島防災」を明文化するべきと思うがどうか。

・太平洋新国土軸(第二国土軸)について、現在の国土交通省としての考えはどうか。

・太平洋新国土軸の重要な部分を構成する紀伊淡路連絡道(紀淡海峡連絡道)の計画について、国土交通省の考えはどうか。

・太平洋新国土軸を構成している京奈和自動車道について、紀の川市と関西空港を結ぶ京奈和関空連絡道の重要性と実現について国土交通省の考えはどうか。

・京奈和自動車道と第二阪和国道を結ぶ和歌山環状北道路の重要性について国土交通省の考えはどうか。

文部科学省に対して――

・和歌山県に7カ所ある関連「日本遺産」について、現在の制度や取り組みについて文部科学省の考えはどうか。

・公立小中学校の体育館の空調整備について、教室の空調整備に比べ遅れているが、文部科学省の考えはどうか。

・今回新設された空調整備に関する臨時交付金の内容について。

・地元から聞いた臨時交付金の問題点や改善要望について。

・学校施設全体の老朽化対策について。

紙面のスペースの都合上、質問のみを列挙しましたが、答弁については衆議院のホームページで映像をご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

今後とも、常に和歌山のことを思い活動してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。