OBの活躍願い横断幕 和歌山ヤングが河川敷に

エールを込めて横断幕を掲示
エールを込めて横断幕を掲示

いよいよ開幕したセンバツ高校野球。県代表として出場する智弁和歌山の清水大夢選手(新2年)と市和歌山の有本悠眞選手(同)を応援する横断幕が、和歌山市中心部から北島橋を北東方向に進むと右側に見える紀の川第5緑地水場跡運動公園グラウンドに掲げられている。

用意したのは、2人が所属していた中学硬式野球チームの和歌山ヤング(田上隆造代表、旧・ヤング和歌山ビクトリーズ)。横断幕は縦約1㍍、横3㍍の大きさで、それぞれの名前と「祝甲子園出場」の文字が刻まれている。

同チームの竹中啓介監督(39)は清水選手について「明るさ全開の性格。打撃も守備も優れた選手。智弁和歌山に入ってさらに成長した」、有本選手を「人見知りだが、プレーは抜群。教える前から自分で正解を導き出せる選手」と評価。「後輩たちは2人に憧れを持っている。勝利に貢献して、かっこいい姿を見せてほしい」と期待を寄せている。

和歌山ヤングの浦秀磨主将(中学新3年)は1年生の時に2人と共にプレーした経験があり、「身近な先輩が甲子園に出るのは本当にうれしい。2人とも打撃も守備も上手で憧れだった。活躍を願っています」とエールを送っている。