WIB新会長に古澤氏 「妄想経営」テーマに例会も

古澤良祐WIB新会長
古澤良祐WIB新会長

志の高い経営者が集う、WIB(一般社団法人和歌山イノベーションベース、前田効多郎代表理事)の第4期会長に、㈱タカショーデジテックの代表取締役社長、古澤良祐さんが就任した。4月4日、第4期最初の月例会で、「妄想経営」をテーマに古澤会長が第4期の活動方針と事業プレゼンを行う。

WIB(WAKAYAMA INNOVATION BASE)は、「事業成長を加速させ和歌山から日本・世界を熱くする」のビジョンを掲げ、共感した和歌山にゆかりがある志の高い経営者が集まり活動している。

日本各地で多くの経営者が大きな実績を残せない中、コロナ禍などの影響もあり、世界的に環境が大きく変化している今なら「地方の可能性」を最大化できるのではないかと立ち上がり、徳島イノベーションベース(TIB)をはじめ、和歌山にも2022年にWIBが発足した。

活動は、「メンバーラーニング」と「起業家支援」の二つを実施。視座を高めて学ぶ月例会や、起業を考える若者らと交流し、起業家支援も行っている。

古澤さんは1977年生まれ。㈱タカショーの社内ベンチャーとして㈱タカショーデジテックを設立し、2019年に代表取締役社長に就任。屋外照明やLED看板、イルミネーションなどを企画、製造、販売する。

和歌山の冬の風物詩となったイルミネーションイベントのフェスタ・ルーチェや、けやきライトパレードの実行委員長としても同イベントを手がけている。

4日の月例会は、午後6時半から和歌山市黒田のKey-Site3階で開く。古澤会長は「多くの経営者やこれから起業を目指す方、企業内で新規事業を目指す方などの学びの場とつながりの場になるように精いっぱい努力したいと思います。共に学びたい方は4日の月例会にぜひ参加いただき、熱を感じてもらえれば」と話している。

午後8時半からは名刺交換会、9時から懇親会(先着30人、有料)がある。申込フォームからの申し込みで誰でも参加できる。会費無料。