参院選、前哨戦の熱気高まる 望月氏は政策発表会

夏の参院選和歌山選挙区(改選数1)の前哨戦が熱気を帯びている。立候補を表明している無所属新人で前有田市長の望月良男氏(53)の後援会は14日、政策発表会を和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で開き、約900人(主催者発表)が集まった。
望月氏は「政治の唯一の目的は国民の幸せを実現することであり、実直に生きる人が報われる社会を目指す」とし、市長時代の実績や経験を交え、1次産業従事者の所得向上、分娩環境整備などの子育て支援、成長産業・新産業による雇用の創出、医療体制の充実などの政策に取り組むと訴えた。
後援会長に就任した神出政巳海南市長があいさつした他、世耕弘成衆院議員らが祝電を寄せ、複数の県議、市町村議らが出席し、頑張ろうコールなどで士気を高めた。
参院選は7月3日公示、20日投開票の日程が確実視され、和歌山選挙区には他に、参政党新人で訪問看護会社役員の林元政子氏(51)、無所属新人で不動産会社経営の末吉亜矢氏(54)、自民新人で元衆院議員秘書の二階伸康氏(47)、日本維新の会新人で県議の浦平美博氏(53)、NHK党新人で元総務省職員の本間奈々氏(56)、共産党新人で党県副委員長の前久氏(69)が立候補を表明している。