参院選へ1625人体制 県警が違反取締本部設置

7月3日公示、20日投開票が見込まれる参院選の公正な執行を確保するため、和歌山県警は6月23日、本部と県内12署内に選挙違反取締本部を設置した。
人員体制は県警本部が213人、各署が1412人。2022年の前回参院選では、投票用紙に火をつけるなどの検挙が3件、警告が1件あった。
和歌山市小松原通の県警本部では、職員が取締本部の看板を捜査第二課入り口前に掲示した。
同課の福嶋亮太次席は「不偏不党、厳正公平な立場を堅持して取り締まりに当たり、選挙の公正確保という責務を果たしたい」と話した。
今回の参院選和歌山選挙区には、参政党新人で訪問看護会社役員の林元政子氏(51)、無所属新人で不動産会社経営の末吉亜矢氏(54)、自民党新人で元衆院議員秘書の二階伸康氏(47)、無所属新人で前有田市長の望月良男氏(53)、日本維新の会新人で県議の浦平美博氏(53)、NHK党新人で元総務省職員の本間奈々氏(56)、共産党新人で党県副委員長の前久氏(69)の7人が立候補を予定している。