新しい河西橋が開通 道幅2倍で安全に

和歌山市道・市駅湊線の一部で、和歌山市の西蔵前丁と北島を結ぶ歩行者・二輪車専用の橋「河西橋」が老朽化のため架け替えられ、新しい橋が開通した。
河西橋は1914年(大正3)に南海電鉄の前身、加太軽便鉄道が紀ノ川橋梁として建設し、機関車が走っていた。しかし、水害により橋脚が傾くなどの被害があったため、廃橋となった。
その後、市が買収し、57年(昭和32)に改修工事が行われ、道路橋に転用した。歩行者・二輪車のみ通行可能な橋として多くの市民に利用されてきたが、老朽化のため2015年(平成27)から市が架け替え工事を開始し、このほど完成。
17日にはこれを記念して、開通式典や一般社団法人市駅グリーングリーンプロジェクトによる旧橋の渡り納めなどのイベントがあり、多くの人が足を運んだ。
新しい橋は全長473㍍。橋幅は6㍍で、従来の約2倍。歩行者と二輪車の通行帯は柵で分けられている。事業費は約75億円。
旧橋は現在立ち入り禁止で、出水期を避けて10月以降に撤去されるという。
通勤などで河西橋をよく利用するという市内の男性(58)は、「新しくなって便利になった。広々としていて、歩行者と二輪車の通り道が分かれているところが安全に渡れて良いと思う」と話していた。