2候補の訴え終盤戦 町内回り支持拡大に懸命

有権者の声に耳を傾ける小川候補
有権者の声に耳を傾ける小川候補

現職と新人の一騎打ちの構図となった紀美野町長選は終盤戦を迎え、31日の投開票日が迫った。2陣営は支持を訴えるため、町内をくまなく回っている。

2期目を目指す現職の小川裕康候補(69)は早朝の辻立ちをはじめ、各地域で演説。災害復旧や子育て支援に関し「充実しているから町内に家を建てた」などの声が届いていることなど1期目の成果をアピール。引き続き子育て支援充実を図ると訴える。この他、スポーツ公園の建て替え、福祉や農業、公共交通充実にも取り組むとする。

町内へ出発する北道候補
町内へ出発する北道候補

新人で元町議の北道勝彦候補(80)は、ベテランの女性車上運動員協力のもと、主に街宣カーから呼びかける。公の施設の管理運営を民間などに任せる指定管理者制度による赤字運営は町の利益にならず、住民の財産が守られないとし、小川町政が進めるスポーツ公園リニューアル事業、計画中の道の駅事業の反対を強く主張している。

訴えを聞いていた有権者の70代の女性は「免許返納後の交通手段はどうなるのか話を聞きたい」、別の女性は「赤字政策に税金が使われるのは困る」などと話していた。

また、前回2010年の紀美野町選の投票率は81・23%(有権者数9662人)。15年ぶりの選挙戦とあって両陣営の訴えは熱を帯びる一方、移住者も増加する中で、投票率の行方が注目される。

選挙人名簿登録者数(8月25日現在)は6867人(男3163人、女3704人)。