YOASOBIと「かなた」 加太線でコラボ列車運行

「かなた」のラッピングイメージ
「かなた」のラッピングイメージ

和歌山市北部を走る南海電車加太線のめでたい電車「かなた」と、ホールツアー中で世界的に活躍する音楽ユニットYOASOBIがコラボレーションしたラッピング電車「YOASOBIワンダラ号」が、23日~12月24日(予定)に運行する。10月1日からは、ホールツアーデザインの記念乗車券の発売や、一部の駅でYOASOBIによる駅構内アナウンスが流れる。(写真は南海電気鉄道提供)

現在、ホールツアーを行っているYOASOBIの「YOASOBIHALL TOUR2025 WANDARA」和歌山公演に合わせ、南海電気鉄道㈱(岡嶋信行社長)が企画。同ツアーでは、会場に足を運ぶことができない人にも楽しんでもらえるよう、地元の飲食店などを巻き込んだお祭り企画も同時に開催。沿線地域の活性化を目指す同社がその思いに共感し、コラボレーションが実現した。

「かなた」にはYOASOBIの世界観を表現したラッピングが施され、車内には限定ポスターを掲出している。反対側の側面も同デザイン。運行区間は和歌山市駅から加太駅。運行日時は、めでたい電車特設サイトから。

10月1日から12月31日まで、乗車券と入場券の販売がある。乗車券は、和歌山市駅~加太駅間が一日乗り放題で1000円。

入場券は沿線7駅の入場券がセットで1500円。どちらも同ツアー仕様のデザインで売り切れ次第販売終了となる。

また、10月1日~12月14日、南海沿線の28駅ではFM802が制作した、YOASOBIによるアナウンスが流れる。放送時間は駅により異なる(時間の問い合わせは不可)。

和歌山市の和歌山車庫では25、27、28日にラッピング電車の撮影会もある。申し込みは、ぶらりたびホームページから。22日午前10時締め切り。詳細は南海電鉄コールセンター(℡050・3090・2608、午前8時~午後9時)。