パレード演舞が復活 「おどるんや」で熱気

「おどるんや~第21回紀州よさこい祭り~」(NPO紀州お祭りプロジェクト主催)が1、2の両日、和歌山市の和歌山城、けやき大通りを舞台に行われ、県内外から51チーム約1400人が参加。熱いパフォーマンスを繰り広げた。
コロナ禍以降はステージ形式で実施していたが、ことしはパレード演舞が2019年以来の実施となった。
けやき大通りでは2日、色とりどりの衣装に身を包んだ踊り子たちが公園前交差点をスタート。音楽に乗せ、鳴子や扇子などを手に市役所前までを踊りながら進んだ。城下には威勢のいい掛け声が響き、沿道の観客も手拍子で加わるなどして熱気に包まれた。
家族で訪れた同市の会社員の男性(52)は「やっぱり大通りでの演舞はいいですね。踊り子の息遣いが伝わってきます」と笑顔で話していた。


