新会頭に竹田氏再任 和歌山商工会議所新体制

和歌山商工会議所は4日、和歌山市内で臨時議員総会を開き、新会頭にセイカ㈱(和歌山市南汀丁)の竹田純久代表取締役会長(72)を再任した。
竹田会頭は「重責を私に託していただきましたことに身の引き締まる思いであり、その期待に応えられるよう全力で取り組んでまいる所存」と抱負を語った。
竹田氏は1996年、化学メーカー・セイカ商事㈱(現セイカ㈱)の代表取締役社長に就任。2019年に同商工会議所の副会頭を1期3年、22年に会頭となり1期3年を務めた。
同日、同市友田町のホテルグランヴィア和歌山で会見した竹田氏は、1期目を「中小小規模事業社が環境変化に対応し、新たなビジネスモデルを構築できるようきめ細かなサポートを行ってきた」と振り返り、2期目は「夢ある和歌山の創造に向けて~変革と創造へのサポート~」をスローガンに、さらなる磨きをかけると話した。
重点課題に人手不足、最低賃金の課題を上げ「DX化やシステム構築などを取り入れ、個々の企業の切実な悩みを把握し、適切なアドバイスを今後も続けていきたい」と話し、「『変わっていきたい』『変えていきたい』という企業を一つでも多くサポートしていくことが、われわれの任務」と話した。
副会頭に松岡靖之氏(70)=㈱紀陽銀行代表取締役会長=、島三博氏(64)=㈱島精機製作所代表取締役社長=、細江美則氏(77)=太洋テクノレックス㈱代表取締役会長=の3氏を再任。専務理事に田中一壽氏(65)を再任した。任期は2028年10月31日までの3年間。


