すしやボタン鍋を堪能!45周年の「西郷寿し」

和歌山市北新の真田堀通りにあり、すしや名物ボタン鍋が味わえる「西郷寿し」は、10月17日に創業45周年を迎えました。店主の原宗夫さん(76)と妻の和子さん(74)さんは「お客さまに良くしてもらってここまでやってこられた。50周年も迎えられるよう一日を大事に健康で過ごしたい」と感謝の気持ちを話しています。
二人は、これまで二人三脚でおもてなしを提供してきました。宗夫さんは「会社の社長さんらに良くしてもらい、顔なじみを増やしてくれた。20周年記念の会には200人ほどが集まり祝福してくれた。縁に感謝です」と話し、和子さんは「メニューもお客さんの意見を聞いて一緒に考えるなど、時代の流れに合わせてお客さまと一緒に歩んできた」と振り返ります。
同店では、すしやボタン鍋が味わえます。イノシシの肉とネギやキノコを合わせたすき焼き風のボタン鍋は、肉の歯応えがあり、かむたびにうま味が増し、脂が甘く箸が止まらないほどのおいしさです。
イノシシ肉と8種類以上の魚介類を組み合わせた「西郷鍋」も楽しめます。
現在はインターネットを見て来てくれる人も多く、おいしそうに食べてもらえる姿にやりがいを感じているといいます。和子さんは「(宗夫さんは)頑固だけれど信念を曲げない人。それが結果的に良かったのかも」と話し、宗夫さんは「欲をかかずコツコツと。健康で、やれるだけ続けたい。(和子さんには)心の中でいつも感謝している」と照れながら、感謝の気持ちを伝えています。
【西郷寿し】和歌山市北新4の3℡073・428・2691▽午後5時半~10時▽定休日=日・月・火曜


