「花のあるまち」で歓迎 和歌山市9RCが植え替え

雨の中、丁寧に花を植える会員たち
雨の中、丁寧に花を植える会員たち

和歌山市内の9ロータリークラブ(RC)とNPO法人花いっぱい推進協議会(森川勝理事長)は9日、和歌山市のJR和歌山駅前花壇で、花の植え替え作業を実施。ハボタンを中心に6種類約1000株で彩り、駅前は冬の装いとなった。

同所は同協議会が手入れをしており、植え替えは毎年6月と11月に実施。11月は市内RCと同協議会が合同で行い、約20年続いている。

この日は合わせて約40人が参加。作業を前に、森川理事長(86)は「『しっかり育ってね』と花に話しかけながら植え込んでいただければ」と呼びかけた。

雨が降る中、メンバーはビオラ、桜草、キンギョソウ、テルスター、キンセンカなどを、円を描くようなデザインで丁寧に植えていった。

幹事クラブの和歌山ロータリークラブの松尾泰明会長(58)は「まちの玄関口をおもてなしの精神で花いっぱいに彩り、和歌山市を訪れる方の心の癒やしになれば」と話し、森川理事長は「ロータリークラブの皆さんには、花が枯れた時の補充でも支援いただき、大変ありがたい。花のあるまちは活気がある。訪れた人に、彩り豊かな花のまちを印象づけられれば」と話していた。