桂南光さんらトークも　べっちんさん開館セレモニー

和歌山県海南市黒江に開館した多目的ホール「べっちんさん１００年ホール」で１９日、オープニングセレモニーがあり、落語家の桂南光さんや桂弥壱さんの落語やトークショーなどが行われた。

同ホールは、舞台用の別珍生地販売、生地製作を行う㈱ナカヤマ（大阪市西区・中山房子代表取締役）が運営。閉店した紀陽銀行の支店を、地域活性化のため劇場に改修した。

セレモニーには関係者ら約１００人が集まり、司会は中山代表の大学時代の先輩にあたるアナウンサーの竹内弘一さんが務めた。

中山代表のオーボエ演奏から始まり、桂南光さんと竹内アナウンサーのトークショーに急きょ中山代表も参加。

オーボエやサックス、ホールの使い道などの話題で盛り上がった。ホールの感想を聞かれた南光さんは「お客さんと遠過ぎず近過ぎずちょうど良い。臨場感を感じられていい」と話した。

ホール内にスクリーンがあることから映画の話になり、南光さんから、お薦めの映画を同市で開催される、きみの海南映画祭で上映してほしいという提案もあった。

中山代表は「ホールを守り続けていかないといけない。楽しいことばかりを考えていきたい」と話した。