9陣営に有権者の審判 衆院選8日に投開票

第51回衆院選は8日に投票が行われ、即日開票される。中盤までの情勢では、少数与党の解消を狙う自民党が、高市早苗首相の高支持率などを背景に全国的に勢いを見せてきたが、終盤にかけて野党が巻き返しを図っている。和歌山県内2小選挙区に立候補した計9陣営も、票の上積みへラストスパートをかけており、有権者の審判が注目される。
和歌山1区の候補者は届け出順に、自民前職の山本大地候補(34)、参政党新人の林元政子候補(51)、共産党新人の前久候補(69)、中道改革連合新人の要友紀子候補(49)、国民民主党前職の林佑美候補(44)、日本維新の会新人の浦平美博候補(54)、政治団体「心の党」新人の正司武候補(75)の7人で、小選挙区制が導入された1996年の衆院選以降で県内最多の候補者数。2区は無所属前職の世耕弘成候補(63)、共産新人の畑野良弘候補(65)の2人が立候補している。
前回衆院選(2024年10月)の投票率は1区が51・27%、2区が62・71%。今回の1区は候補乱立で選択肢が多く、投票率は上がるとの見方もある一方、2区は保守分裂の激戦となった前回に比べて有権者の関心の低下は否めないとの声が聞かれる。
県選挙管理委員会は5日、投開票速報事務のリハーサルを県庁で行い、事務局職員23人が、各市町村選管の報告の受信から集計、発表に至る作業を確認。事務局は「投開票に向けて市町村と共に万全の準備を行いたい」と話した。
投票前日の7日には、投票所となる各市町村の学校などで設営が行われる。
投票は8日午前7時~午後8時、804カ所で行い、うち590カ所は閉所時間を繰り上げる。
開票作業は午後8時から各市町村の開票所で順次開始。2区は同日深夜に開票終了を見込むが、1区は最も有権者数が多い和歌山市の開票所が従来より狭く、作業が遅れる見通しで、市選管は開票終了予定を翌9日午前3時としている。

