最後のGK17期生修了 トップアスリートへ飛躍を

未来のトップアスリートの育成を目指して行われてきた県の事業「ゴールデンキッズ(GK)発掘プロジェクト」は15日、最後となる17期生の修了式を迎え、育成プログラムを終えた小学6年生30人が新たな活躍の舞台へと踏み出した。同事業は20年間の取り組みに幕を下ろし、蓄積した経験やノウハウは、移行した新たな育成事業に生かされる。

GK発掘プロジェクトは、各種体力測定によって和歌山県内の小学校3・4年生の中から優れた運動能力を持つ子どもたちを見いだし、GKと認定し、発達段階に応じた育成プログラムによって、五輪などで活躍できる選手へと育てることを目的としてきた。
2006年度の開始以来、17期生を含めて計628人が修了。これまでに、元レスリング日本代表の吉田隆起さん(1期生)、プロ野球・巨人の泉口友汰選手(3期生)、カヌー日本代表の小林実央選手(5期生)、サッカー日本代表の北野颯太選手(8期生)をはじめ国内外で実績を残すアスリートを輩出している。
修了式では、宮﨑泉知事が17期生の一人ひとりに修了証書を手渡し、記念品のクリスタルのオブジェを贈呈。「今後いろんなことで壁にあたったり、しんどいことがあったりするが、そんな時はGKの修了生だということを自信を持って胸に刻んでほしい。素晴らしいアスリート、大人になって、和歌山県を引っ張ってもらえたらと思う」と期待を寄せた。
会場では、17期生の3年間の活動を振り返り、修了を祝福するメッセージなどが寄せられた動画「思い出アルバム」が上映された。
最後に修了生を代表し、江頭奏音さん(東山東小)が「これからも感謝の気持ちを忘れず、トップアスリートを目指して頑張る。GKの学びを力に、どんな挑戦にも前向きに取り組む」、西莉愛さん(下里小)が「最後の修了生として、GKの経験を糧に常に高い目標を持ち続け、トップアスリートを目指して努力を続ける」と決意を述べた。
GK発掘プロジェクトは本年度で終了となるが、県は24年度から新たな育成事業「県スポーツマッチングプロジェクト~やっCha(チャ)る!!~」を開始。対象学年や定員を拡大し、子どもたち自身が選ぶ興味のある競技とお薦めの競技を体験し、それぞれに合った競技との出合いを提供する取り組みを進めている。
修了した17期生は次の皆さん。
井上千早(三田小)▽江頭奏音(東山東小)▽榎本葵(宮原小)▽大矢凌央(高野口小)▽笠本陽詩(大野小)▽神谷康心(野上小)▽木下真央(箕島小)▽久保田希穂(山崎北小)▽倉谷蓮介(会津小)▽小堀葵(宮小)▽阪部七斗(楠見東小)▽坂本三侑(宮小)▽高橋明来(貴志小)▽玉置悠偉(下津小)▽寺杣優里(高松小)▽寺田美月(砂山小)▽中谷唱乃(有功小)▽仲龍之介(三田小)▽西村綾音(野上小)▽西莉愛(下里小)▽日野杏美(大新小)▽南方翔(新南小)▽宮田璃奈(初島小)▽榁木伸太郎(太田小)▽矢田千紗(巽小)▽山西充晄(太田小)▽山本理都(印南小)▽湯川瑠偉(紀伊小)▽横谷新太(吹上小)▽吉田朝陽(東山東小)

