最優秀に中川、川嶋さん 第9回防災川柳表彰式

一般社団法人防災用品研究所(和歌山市秋月、島英雄代表理事)が毎年実施している第9回「防災川柳」の入賞句が決まり、最優秀句に一般の部で中川幸代さん(奈良県大和郡山市)、小学生の部で川嶋みらさん(海南市立大東小5年)が選ばれた。表彰式が14日、和歌山市の和歌山商工会議所で行われた。
今回は全国から786句(一般の部567、小学生の部219)の応募があり、一般の部は最優秀句1点、優秀句1点、秀句6点、小学生の部は最優秀句1点、優秀句2点、秀句5点が入賞した。
中川さんの作品は「一人でも独りにしない地域力」。昨年11月に大分県で発生した大規模火災のニュースを見る中で、住民が助け合い、近隣に声をかけて共に避難する姿などを知り、「災害時に一人だけにしない、ならないことが大事だと心に残った」。その思いを込めた作品での最優秀を喜んだ。
川嶋さんの作品は「非常食食べずに期限切れてもた」。災害時に備えて用意していた非常食を期限切れにしてしまうという〝うっかり〟をユーモラスに詠み、注意を促している。最優秀に選ばれ、「賞をもらえてうれしい」と笑顔で話した。
他の入賞句には、リチウムイオンバッテリーによる火災への注意など注目される防災の話題、シール交換や五輪といった最近のトレンドワードを詠み込んだものも見られた。
表彰式では同研究所の田原サヨ子理事が「皆さんよく考えていただいた内容で、素晴らしい。一般の方はもちろん、特に小学生の皆さんが頑張ってくれて、うれしく思う」とあいさつし、受賞者に賞状を手渡した。協賛事業者からの副賞も贈られた。
今回の入賞者は次の皆さん。
【一般の部】◇最優秀句・RICOH賞=中川幸代◇優秀句・エフエム和歌山賞=原田麻子(和歌山市)◇秀句・ちひろ賞=牛田正行(名古屋市)▽佐藤博史(神戸市)▽田崎信(東京都三鷹市)▽田中信夫(奈良市)▽椿野学文(京都市)▽本間理恵(東京都目黒区)
【小学生の部(スズキモーター和歌山賞)】◇最優秀句=川嶋みら◇優秀句=相馬心春(大野小4年)▽中筋妃香(西脇小4年)◇秀句=稲塚美和(中之島小4年)▽岡田拓也(港小5年)▽藤本美沙音(高野口小4年)▽三原穂香(西脇小4年)▽山中琴葉(楠見西小1年)


