太平サブロー芸歴50周年記念 和歌山市でライブ

お笑いタレントの大平サブローさん(70)の芸歴50周年を記念したライブツアー「しっかりしたねぇ」が4日、和歌山市からスタートする。3月31日には太平さんが、同市福町の和歌山新報社を訪れ、意気込みを語った。
ツアーは、サブローさんのデビューにちなんだ場所で開かれ、和歌山を皮切りに、三重、岡山県などを回る。和歌山公演は、午後3時半から北ノ新地2丁目の和歌山museum cafe vintageで開かれる。オリジナル曲や80年代カバー曲をギターで弾き語り、物まねやトークも繰り広げられる。毎回、ゲストが登場し、和歌山公演では腹話術師の川上じゅんさんが出演する。
「台本は無い」という今回、カバー曲やオリジナル曲10曲を予定しているが、サブローさんは「以前8曲歌う予定が、しゃべり過ぎて3曲だけになってしまった」と笑顔。「今回どんな公演になるのかは、お楽しみ」と話している。
サブローさんは、18歳で相方の故・太平シローさんとコンビを組み、19歳でデビュー。1980年代の漫才ブームを駆け抜けた。
コンビを組んで初めて営業に行ったのが御坊市で、店舗の周年パーティーの司会やゲーム進行を務めたという。昼間は時間があったことから、現地での世話をしてくれた人の手伝いで、トラックに乗り御坊商工高校へ行って牛乳を販売。高校生に「これからスターになる漫才師やから覚えといてよ」と話をしたと振り返る。三重は初めてイベントに呼んでもらった場所、岡山は初めてテレビで漫才をした場所だという。
56歳からは音楽活動も始めた。昨年10月には、自ら作詞を担当したオリジナル曲を含むアルバム「オレの人生こんなもの」をリリースし、活躍の場を広げている。
作詞も手がけ、人の心に響く歌詞は感動を呼ぶといい、オリジナル曲「最敬礼」には、芸人の道へ送り出してくれた母や、苦楽を共にした妻、共に頑張った相方、支えてくれた仲間やファンへの深い感謝が込められている。
世の中への皮肉を込めた「アカン・アカン・アカン」や、芸人の生き様に憧れた気持ちをつづった「俺の人生こんなもの」など、素直な気落ちを歌声で届ける。「若手のお笑いとは一味違う、古漬けのように染み込んだ笑いと歌を、年代を超えて楽しんでほしい」と話す。
また、これまでの芸能生活を振り返り、苦しいときに助けてくれたのは人や縁だったといい、「かわいがってもらえる人間に生んでくれた親に感謝。止まない雨はない、人と縁を大事にしてほしい」とメッセージ。今後の目標については「元気で健康で楽しく、嫁と仲良く」と笑顔で話している。
ギター、サックスで岡嶋直樹さんが出演。チケットは前売り5000円、当日5500円。別途ドリンク代500円。FANYチケットやローソンチケット(Lコード54450)などから購入できる。
詳しくはFANYチケット問い合わせダイヤル(℡0570・550・100、午前10時~午後7時)。


