白浜空港の利用者が過去最多更新 昨年度24万人超

熊野白浜リゾート空港の年度別利用者数の推移
熊野白浜リゾート空港の年度別利用者数の推移

和歌山県は8日、熊野白浜リゾート空港の2025年度利用者数が24万3642人となり、2年連続で過去最高を更新したと発表した。年間利用者数が24万人を超えたのは初めて。

25年度の利用者数の内訳は、白浜―羽田間の定期便が24万1811人(前年度比6268人増)、チャーター便が1831人(同1885人減)だった。

定期便の月別推移をみると、4月から6月までは前年度を4000人以上上回る好調で推移し、特に5月は前年度比7085人増を記録。アドベンチャーワールド(白浜町)のジャイアントパンダが中国に返還される直前に当たり、需要の増加や前倒しの影響とみられる。

7月には同383人減となり、海水浴などの需要が高まる8月は増加したが、9月以降は年度末の3月まで7カ月連続で前年割れが続き、特に10月(2613人減)や12月(2514人減)の落ち込みが大きかった。1月以降は前年割れの幅が縮小しており、3月は490人減まで縮まった。

現在、白浜―羽田間は一日3往復6便を運航しており、県は利用者数を29年度までに年間30万人に増やし、一日4往復8便化の実現を目標に掲げている。

2025年3月に締結した日本航空との包括連携協定に基づき、県は利用促進キャンペーンなどを実施する他、地元や民間団体とも協力しながら、全庁を挙げて振興策に取り組むとしている。