「よい風呂の日」 サンコーが銭湯に掃除用品贈る

銭湯を支援しようと、和歌山県海南市の生活用品メーカー㈱サンコー(角谷太基代表取締役)は22日、県公衆浴場業生活衛生同業組合(中本有香理事長)に対し、自社の風呂掃除用品「バスピカピカ」100個を寄贈した。
同社が、自社商品を通じて、地域の役に立てればと考えていた中、中本理事長(33)が代表を務める和歌山市北休賀町の銭湯「幸福湯」が、同商品を銭湯の清掃で7年愛用していることが分かり、県内の銭湯支援と縁に感謝し、2026年4月26日が千年に1度の「風呂(26)の年」であることから、「よい風呂の日」に合わせ寄贈を決めた。
幸福湯で行われた寄贈式で、同社の営業開発本部取締役本部長掃除能力検定士の中西伸廣さんは「県内全ての銭湯で使っていただき、きれいになって皆さんに喜んでもらえたらうれしい」と話し、中本代表は「燃料の高騰などで、経営が苦しい銭湯もある中、気にかけていただき応援してくださり、ありがたい。組合一同、寄贈を喜んでいます」と感謝した。
「バスピカピカ」は、同社独自の特殊繊維「びっくりフレッシュ」を採用した製品。繊維が汚れを絡め取るため、少量の洗剤でも浴槽や床の湯あか、石けんカスを落とせるのが特長で、環境負荷の低減にもつながる。
幸福湯は、ことし創業70周年、リニューアルして7年になる。コミュニティーの場として多くの人が利用する。洗面器やいす、一部のタイルなどの清掃に同商品を活用しているといい、中本さんは「いろいろ試した中で、このスポンジ一筋で使っています。他の銭湯にも広がっていけば」と話した。


