創造力膨らませ昆虫合体 10日まで「キメラ展」

来場を呼び掛ける永井社長㊥ら
来場を呼び掛ける永井社長㊥ら

和歌山市岡山丁の旧大村家住宅長屋門で1日、日本と世界の昆虫をかけ合わせて自分だけの仮想昆虫を作る「キメラ昆虫展」が始まった。主催する㈱カサトレジャパンの永井孝英社長(48)は「虫たちの特徴をよく見て、自分だけの新しい昆虫を作り出してください」と呼びかけている。10日まで。

「キメラ」とはギリシャ神話に登場するライオンの頭やヤギの体、ヘビの尾など異なる生物の特徴を併せ持つ怪物に由来し、複数の生き物の特徴を組み合わせた生物を意味する。

イベント企画などをする同社が昨年、同市の「ぶんだら節」の前夜祭で昆虫展を開いたことから、長屋門の活用を検討する市の意向を知って合意し、実施が決まった。永井社長は「子どもたちに想像力を育んでほしい。絶滅した生き物もいる中、命をつなぐ方法を学んでもらえたら」として、国内初となる同展を企画した。

会場には「日本エリア」と「世界エリア」があり、オオカマキリやノコギリクワガタ、スズメバチ、ヘラクレスオオカブト、ギラファノコギリクワガタ、ニジイロクワガタなど、計35種類を生体や標本で展示する。コミュニケーションアプリ「LINE」を使い、両エリアの各4種類から一つずつ選んで、配布されるチケットをスキャンして合体させキメラ昆虫を作る。同じ掛け合わせでも、同一にならない仕組みになっていて、自分だけのオリジナルができる。虫が苦手な子どもにも親しみやすいように、合成後のキャラクターは「かっこいい」や「かわいい」デザインを取り入れた。生成された個体はアプリでの配信や図鑑でのコレクションも可能。期間内で昆虫の入れ替えもある。

入場料は大人800円、中学生以下500円、3歳以下は無料。写真撮影可能で昆虫に触れられる体験日もある。

午前10時~午後6時(最終入場は午後5時半)。車で来場の際は近隣の有料駐車場を利用する。また、当日の混雑を避けるため、事前のLINE登録を推奨している。

問い合わせは事務局にメール(movie@mrkg.jp