和歌山市に拠点開設へ ウイズ・ワンが進出協定

アプリケーション開発などを手がけるIT企業の㈱ウイズ・ワン(東京都中央区、井手浩太社長)が和歌山市に新オフィスを開設することが決まり、12日に県庁で県、市との進出協定の調印式が行われた。
同社は1999年に設立。アプリケーション開発やシステム設計・構築、人工知能(AI)ソリューションを一体的に提供できる技術力などが評価されており、2023年に東京証券取引所東京プロマーケットに上場。東京本社の他、福岡市、長崎市、山口県岩国市、秋田県大仙市に拠点を持つ。
新オフィスは「Wakayama Hub」の名称で同市太田の和歌山コンピュータビジネス専門学校太田校舎4階に設置。システム開発やAIソリューションを用いた特定の課題解決、業務改善のためのシステム構築を行う予定で、首都圏で受注した業務を、リモートを活用して地方拠点で行うスタイルとなっている。
7月の操業開始を見込んでおり、3年間で正社員15人(全て県内)の雇用を予定しているが、20人程度以上の規模への拡大を目指している。
調印式では、井手社長と宮﨑泉知事、尾花正啓市長が進出協定書に署名した。
尾花市長は「地方の雇用確保に加え、頭を悩ませている人材の流出抑止にも効果を発揮する。地方創生につながる」と進出を歓迎。井手社長は「地方創生で重要なのは、その地域で仕事が生まれ、人が育ち、将来への希望が循環していくことだと考えている。和歌山にしっかりと根を張り、地域の皆さまから信頼され、必要とされる企業となれるよう、社員一同全力で取り組んでいく」と話した。


