自分らしい生き方提案 中窪さんが初の書籍を出版

SNSを軸にしたビジネスプロデュースやコミュニティーづくりを展開する和歌山市の中窪利衣さん(40)がこのほど、初めての著書『わたしのお城のつくり方』を三笠書房から出版した。人間関係やコミュニケーション、自分らしい生き方について、自身の経験を交えながら分かりやすくまとめている。
中窪さんは、企業向けにSNSを使った販売導線の設計を手がける他、個人事業主向けのスクールも運営。音声SNSアプリ「クラブハウス」の登場をきっかけにコミュニティー運営に力を入れるようになり、化粧品メーカーとの共同プロジェクトでは、美容に興味がある参加者と共にボトルデザインやネーミングの考案など商品開発を行った。完成した商品はSNSを通じて多くの人に拡散され、最終的には全国のイオンで販売されたという。
著書では「自分の好きな環境は、自分でつくることができる」というメッセージを軸に、自分が安心して過ごせる環境や人間関係を自ら築く大切さを伝えている。特に、第5章では「妄想」をテーマに、自分の理想を言語化する重要性を紹介。第7章では、感謝を伝えることや継続する力など、日常生活でも実践できる内容を盛り込んだ。
中窪さんは「自分の人生をもっと良くしたいと思いながらも、何をしたらいいか分からず立ち止まっている人は多い。特に女性は子育てや介護、家事などで自分のことを後回しにしがちですが、まずは自分がどう生きたいのかを考えてほしい」と話す。また、「人の悩みの多くは人間関係。だからこそ、自分の本音を伝え、安心して過ごせる居場所や環境をつくることが大切です。地方に住んでいても、SNSやAIなどを活用すれば可能性は大きく広がる。自分で理想の未来を描き、一歩踏み出してほしい」と呼びかけている。
今後はAIを活用した子ども向け教育コンテンツの開発や、女性がもっと自分らしく生きるためのマインドやコミュニケーションについての講演活動にも力を入れていくという。
1760円。書店やオンラインショッピングサイトAmazon、楽天ブックスなどで購入可能。


